こんにちは、けんしんです。

 社会人アスリートは時間がないので新しい技術はなるべく短時間で身につけたいと思います。また、仕事の知識も短時間で覚えて効率化させて残業なしでトレーニングをしていきたいですよね?

今回は新たなスキルを身につけるために私が行っているテクニックである「10秒休憩法」をご紹介します。


10秒休憩法とは?


 10秒休憩法とは、適度な休憩を学習の合間に挟む事で知識やスキルの定着が捗るという方法です。

 例えば受験勉強や試験勉強の際に10秒勉強して10秒何もしない時間を作り10秒復習をすると記憶の定着が高まります。

 つまり何もしない時間が大事で、その間は脳が記憶の整理をしてくれます。記憶の整理をする事で脳が「この記憶はこのジャンルに入れておこう」「この知識はよく使いそうだから引き出しやすい所に入れておこう」などと勝手に整理してくれます。

 脳の機能って素晴らしいですね。

 しかし注意点はその間にスマホとか気が散るものは絶対に見てはいけないという事です。脳の整理の邪魔になりますし、せっかく覚えた記憶も上書きされてしまいます。更には10秒では収まらないと思います。

この10秒休憩法を陸上競技に応用してみる


 私はこの10秒休憩法を陸上競技にも応用しています。

 使うのはドリルやSD、ハードル練の時がメインです。

 走り終わった後に10秒くらい目を閉じて止まって何もしない時間をとっています。そしてスタート地点に歩いて戻る間に振り返ったりしています。

 これは良い動きでも悪い動きでも何もしない時間を取るようにしています。

 悪い動きの時は覚えなくてもいいんじゃないか?と思う方もいるかもしれませんが、これは私の仮説ですが

・悪い動きを覚えておくと脳が自動的に対処法を考えてくれる
・悪い動きの中にも良い動きのヒントが隠されていて脳が自動的に見つけてくれる
・「悪い動き」フォルダーに保存して使わないようにしてくれる

のように考えています。脳の機能はまだ科学的に解明されていないので仮説が正しいかはわかりませんが信じてやっています。

 これがあなたに合うかどうかは別として試していただければ嬉しいです。