こんにちは、けんしんです!

 アスリートが練習をやっていく中で重要になってくるのが練習場所なのではないでしょうか?

 私はライフステージが変わっていく中で、練習場所はどんどん変わっていきました。現在は仕事で帰りが遅いのと競技場から遠いという事で基本的に道路のアスファルトと公園の土になっています。そして試合前1か月前からは競技場のタータンで週1回練習できればいいのかな?という感じで練習しています。

 今回はそういった土、アスファルト、タータンの練習のメリットとデメリットの紹介と、自分のライフステージの変化でどのような割合で練習をしていたのか紹介できればと思います。

土での練習のメリットとは?

足の負担が少ない


 脚の負担が少ないので練習量を多くこなせるという長所があります。練習をこなせると体力もついていきますので短距離走に関するスキルを身に着けるには反復練習が必要になるのですが、そのために必要な技術的体力も向上しより多くの練習に取り組みやすくなります。
 また、土は軟らかいのでクッションの役目をしますので、怪我しにくくなるメリットもあります。 

ストライドの確認ができる

 私は土で練習する時には必ず行っている事があります。それはスタート地点に戻る時に帰りに自分のストライドが何足長か数えて確認しながら戻る事です。

 現在のストライドを数える事で、現在の自分の調子の良し悪しがわかりますし、自分が今速くなっているのかをタイムとは別の基準で測定ができます。

接地の確認ができる

 先ほどのストライドの測定と同時に、土にできた自分の足型もチェックしています。今、自分がフラット接地なのか?フォアフット接地なのか?、内股なのか?がに股なのか? 、一軸で走っているのか?二軸で走っているのか?など足跡でわかります。 

土の練習のデメリットとは?

走りにくい

 土の練習のデメリットといえばやはりスピードが出ないと点があります。土はクッションなので反発を受けにくく、滑りやすいので脚が流れやすくなります。

 しかし、デメリットだけにするのはもったいなくて、これはフォーム矯正のチャンスでもあります。

 反発を受けにくいのであれば土でも反発をもらえるように体幹を使った走りを覚えたり、脚が流れるのであれば脚の軌道の修正を行い、流れない走りを身につけたりできると思います。
 だいぶ前に日本代表レベルの選手と土のグラウンドで練習した事がありましたが、その選手は土で走っても泥が飛ばずにキレイな接地でした。脚の速い人は土でも速いという事を肌で感じました。 

練習後の手入れが必要


 土の練習場所は終わった後に整備しないといけません。学生だと低学年がグラウンド整備をしないといけないなどあると思いますがしっかりと受け入れましょう。

雨だと練習できない


 雨が降るとぬかるんでしまって練習どころではありません。雨の日は練習ができないのでその日は休養と思ってリラックスしましょう。

アスファルトの練習のメリット とは?

どこでもできる

 アスファルトのメリットは家を飛びだせばすぐに練習できるということです。競技場が遠くてもできますし、頭に何かひらめいたらすぐに試せます。また、雨でも練習ができるのが土とは違う所ですね。

坂練習ができる


 アスファルトは平地だけとは限りません。上り坂や下り坂、不整地など様々な傾斜がありますのでバリエーションに富んだ練習ができます。

 ダウンヒルトレーニングでトップスピードの練習もできますし、アップヒルトレーニングではスタートの加速区間の練習もできます。

 自分の目的に沿った練習メニューが立てられるので弱点を補う事もできるし、長所を伸ばす事もできるのでオススメです。

反発がある

 アスファルトは硬いので反発ももらう事ができます。簡単なジャンプトレーニングやダッシュで反発を意識した練習を行う事もできます。

アスファルト練習のデメリットとは?

脚の負担が大きい

 アスファルトは硬いので反発を多く受けることができますが、その分脚の負担が増えますのでシンスプリントや足底筋膜炎などの故障リスクも高まります。

 披露を溜めた状態で追い込むのは避けましょう。

雨の日は滑る


 雨の日は路面が濡れてますので滑ってケガをする恐れがあるので注意して練習しましょう。

自動車や自転車に注意


 走っているのは人間だけではありません。競技場とは違って自動車や自転車も通る事があります。

 交通事故にあってしまったら元も子もないので周りにも注意して練習しましょう。

タータン練習のメリット

反発があり走りやすい
 タータンの一番の恩恵といえばスピードが出やすいという事です。素材がゴムで出来ているので反発はかなりあります。

 反発が高くなる事でストライドが自然と伸びますのでその分ピッチはそのままで少ない歩数でゴールにつくので速く走る事ができます。 

試合と同じ感覚
 本番で走る所と同じなので、実践練習に最適です。特にリレーやハードル、跳躍種目はバトンの距離感や踏切の位置の確認ができますのでタータンで練習するメリットはかなりあります。

 また、スパイクを履いてトップスピードの練習ができるので高い集中力をもって質の高い練習が可能になります。

 そして土やアスファルトとは走り方が違うのでレース向けのホームにチューンナップができます。  

タータン練習のデメリット

脚の負担が大きい
 反発が強いため、脚の負担かおおきいため、ケガのリスクも高まります。特にトップスピードがかなり出ますので肉離れを起こしやすくなったりします。

脚の疲労が大きい
 脚の疲労が残りやすくなります。筋力を高めるには超回復という回復期間が必要なのですが、毎日走るとその超回復が追い付かず筋力が逆に低下し走れなくなります。

私の練習場所の間隔

中学高校時代

 中学高校時代は学校のグラウンドは土だったので試合前にタータンに触れる程度で土の感覚とタータンの感覚の違いであまりレースでは力を発揮できていなかったです。

大学時代

 大学時代は基本土のグラウンドや近所の坂で練習し、週1回はタータンで前日はアクティブレストなど脚を使わない練習にしていました。この間隔で練習していたら自己ベストも更新できたので自分には合っていたのではないかと思います。

社会人時代

 最初の3年は独身だったし、車で5分の所に競技場があったので、ほぼ毎日タータンで練習していました。しかし3か月した頃に肉離れ、そして治ったら足底筋膜炎、さらにぎっくり腰と故障ばかりしてしまいました。

 そしてその後は結婚して家も変わり、子供も産まれたので生活環境がガラリと変わりました。そして現在の基本は土、アスファルトで練習してたまーにタータンという練習になっています。この生活だと脚のケガはほとんど起きないので順調に練習を詰めています。

まとめ

 やはりレース本番はタータンですので、できればほとんどタータンで練習できたら効果は高いのではないかと思います。

 しかしタータンに行くまでが遠かったり、タータンだと負荷が強すぎてケガをしやすかったり、タータン練を毎回できない方もいらっしゃると思います。かくいう私も足底筋膜炎やシンスプリントや肉離れなど怪我しやすい男なので連続してタータンを走るのは極力避けていました。

 ですので練習場所の使用の間隔は人それぞれなのであなたにあった頻度を見つける事が重要です。私の場合はタータンは週1回というのが合っていましたが、週3回でも大丈夫な人もいれば2週間に1回が合っている人もいると思いますし、毎日大丈夫な強者もいるかもしれません。

 まずは自分で練習日誌などで記録を付けてみましょう。そうすれば自分にあった練習場所の割合が出てくるはずです。そして自分に最適な練習場所の割合がわかったら実践してみましょう。そうして実践してみて改善が必要であればまた違う間隔を試してみましょう。そうすればあなたにあった練習がみえてくるはずです。